自分が関わった建物が完成した時。この時が一番やりがいを感じます。
ただ、順調に進むものばかりではありません。一般的にプラントや工場を作る際は、広い敷地面積に様々な機器を配置しますが、以前担当した化学プラントの建屋はびっくりするほどの狭さで、その決められた狭いスペースに、機器やケーブルを配置していく作業が大変でした。「ここにケーブルを通そうと思うのですが…」と配管担当に話したら、「配管とぶつかります」と言われてしまい、敷地の取り合いになり、何度も調整しました。そうやって苦労したプラントが完成したときは、ひときわ大きな達成感を味わうことができました。
他部署や現場の方たちとのやりとりも、話をするのが好きなので苦にはなりません。相手の色々な状況を聞きながら、自分の工事に反映していくことが、この仕事の、またひとつのおもしろさだと思います。