先輩インタビューINTERVIEW

N.T|大規模なプラントだからこそ超が付くほど慎重かつ確実にN.T|大規模なプラントだからこそ超が付くほど慎重かつ確実に

Q:現在の業務内容について教えてください

インタビューの様子

エンジニアリング部で原子力プラントの消火配管の設計、耐震計算の解析などをメインにしています。入社して約9年経ちますが、色々な工事を一通り経験して、今があります。今担当している原子力分野は、色々と管理・決まりが細かく、今まで経験してきたことが役に立っています。現在は、担当する県外の原子力発電所に週に1回は行きながら、その他の大きなプロジェクトも間もなく本格稼働してくるので、これから忙しくなりそうです。

Q:仕事においてやりがいを感じる時は?

インタビューの様子

書いた図面が現場でぴったり合って、改造がほぼなかったときは「やった!」と思いますね。これはうれしいですし、気持ちいいです。なかなかありませんから。
また、原子力分野は細かい部分にまで法律が関わってくるので、大変です。身につけた法律知識は、次の大きな仕事にも繋がるので、やりがいにはなるのですが… 。正直、覚えるまでが本当に大変です。

Q:業務の中でいちばん気を付けていることは?

インタビューの様子

少しでも気になることや、ちょっと不安なことがあったら、必ず自分の目で確認をします。とにかく間違いを起こさないように気を付けています。根が心配性なのかもしれませんが、メールのやりとりで済むことでも、必ず電話して、相手に内容を理解してもらえているかを確認しています。もちろん、自分で判断がつかないところは上司や現場の方、専門の方に相談します。作っているものが大規模なので、納得するまで確認しても、やり過ぎということはないと思っています。

Q:学生時代に思い描いていた社会人生活とのギャップはありますか?

会社の中で仕事をするって、みんなもっとまじめにやっているイメージでした。でも、TAKADAでは全くそんなことはないですね。良い意味で。仕事の話でも、社内や協力会社の方、現場の方を相手に、相談や雑談、話し合うことのほうが多いなと感じます。正直、意外でした。
この仕事は、何よりもコミュニケーションが大切だと感じます。

Q:10年後の自分を予想してみると?

入社直後の10年前と今の自分を比べると、大きく変わりました。こんなに工事を担当させてもらえると思いませんでした。最初は知識もなく、いろいろ勉強しながら、なんとかやれるようになりました。あとは、社内のコネクションが増えたので、色々な場面で助けてもらえるのがありがたいです。
10年後は… 。新しい技術で私たちの仕事のやり方が変わっていると思います。現場はもっと楽になっているでしょう。1人でいくつもの案件を抱える時代になっているかもしれません。その時、私は責任者として采配を振る。そんな立場になっていれるよう、頑張りたいです。

Q:就職活動中の学生に向けてアドバイスをお願いします。

インタビューの様子

私は大学院で、酵素反応学や微生物を研究していました。就職活動は、氷河期と言われた頃で、さらに震災が重なり、採用がとても厳しく、専門がちょっと特殊な私は、就職で苦労しました。
当初は食品関係や医療関係の企業を狙っていましたが、ダメでした。そこで研究テーマの視野を広げて「化学工学」という大きなくくりで活動し、TAKADAに入社することができました。
世の中には、色々な会社があって、その中にまた色々な仕事があります。たくさん見て、知識を広げて、興味がある仕事に積極的にチャレンジしてみてください。そして本当に自分のやりたい仕事、やりがいを感じられる仕事を見つけられれば、いい社会人スタートが切れると思います。