先輩インタビューINTERVIEW

H.S|「密なコミュニケーション」と「安全」を最優先に現場を仕切るH.S|「密なコミュニケーション」と「安全」を最優先に現場を仕切る

Q:現在の業務内容について教えてください

インタビューの様子

現在は、来年、工事が開始される新規プラントの建設工事計画を立てています。協力会社に渡す図面の作成やチェック、要領書の作成などが主な業務です。工事管理部は常に出張、出張です。本社での業務は年に換算すると2ヵ月くらい。ほとんどいなかった年もありました。

Q:仕事においてやりがいを感じる時は?

インタビューの様子

知らないことを知ることができたとき、仕事がおもしろいと感じ、更にそれを活用できたときもやりがいを感じます。「前の工事はこうだったから、今の工事でも、この部分を活かせるのではないか」という風に、過去の工事で学んだことを次に活かしています。新しい知識をうまく使って計画通りに狙ったことができると、さらにおもしろい。やりがいを感じます。

Q:業務の中でいちばん気を付けていることは?

インタビューの様子

何よりもまず「安全」。「無事故・無災害」が私のモットーです。当社の人や協力会社の方にケガをさせるわけにはいきません。体だけでなく、心に傷を負ってしまう場合もあります。だからこそ安全面には細心の注意を払っています。
現場は人間関係が大きく物を言います。打ち解けて何でも話し合える、話してもらえる信頼関係をつくっておかなければ、小さなミスが起きたときに隠される場合もあります。どんなに小さなミスでも、後々に大きな問題を引き起こす原因になりかねないため、現場では密にコミュニケーションをとることをいちばんに考え、実践しています。

Q:学生時代に思い描いていた社会人生活とのギャップはありますか?

「学び続けること」がギャップだと思います。学生時代、自分が社会人に抱いていたのは、自分が学んだ、研究した内容をそのまま活かして仕事をするイメージでした。しかし、資格によっては実務経験が必要とされるなど、大学で学んだことプラス、そこからさらに勉強することを要求されることが多く、とてもギャップを感じました。今、振り返ってみると会社で学んだことのほうが多い気がします。法改正なども仕事に大きく関わってくるので、仕事に関わる情報は常に意識して収集しています。

Q:TAKADAらしさを感じる出来事は?

入社案内やホームページに書かれている「『人』がTAKADAのまんなかです」を実感しています。現在の工事管理部もそうですが、自分が一人で悩んでいると周りから助言がもらえます。一生懸命やっていればやっているほど、「類似工事にこんなものがあったよ」など、いろんな情報をいろんなところから教えてもらえる。やさしい上司や先輩に恵まれていることもそうですが、その人たちが自分のことをちゃんと見てくれていることにもうれしさを感じます。
寮生活でも、帰る時間が大体同じなので、事務、技術も関係なく一緒に食堂でご飯を食べて、仕事や休日の話をしていると、気づいたら22時とか。TAKADAは人が魅力です。本当に。

Q:10年後の自分を予想してみると?

インタビューの様子

高校のとき、母校の先生の指導の下、原子力関係の方々と出会い原子力の研究を少しかじりました。今、原子力に携わることはないですが、これから先、チャンスがあれば携わってみたい。原子力プラントは化学プラントと比べると、厳しさはまた違うところにあるのでしょうが、それでもやってみたいという思いはあります。
また現在は社内ルールに則って工事を運営していますが、10年後までには社内ルールをすべて把握したうえで、効率良く仕事ができるようにルールを改定することや、法改正があればそれに準じた新規ルールを作成するなど、そういう仕事もやってみたいと思っています。現状に満足せず、自らいろいろ変えていきたいですね。

Q:就職活動中の学生に向けてアドバイスをお願いします。

インタビューの様子

私は実家が神奈川で、就職を機に自立したいと思い、Iターン就職のような形で、地方の会社を希望したのですが、九州に対する抵抗感が最初はありました。食の問題もありましたが正直、方言は7割ぐらいしか理解できませんでした。けれど住めば都です。食べ物はおいしいと思うようになりましたし、みなさんが優しい。私はまさに氷河期の時代に就職しましたが「ありのままでいることがいちばん」と感じています。自分のやりたいことを明確にして、自分の言葉でしっと伝えることができれば、目標の会社はそう遠くないと思います。